ただの広告だと思って気にしないでいたら、
なんと、本当にアンティーク買い取り業のおじさんが訪ねてきました。
高価買い取りってあるけど、本当かな???
そのおじさんは、数年に一度私達の住む街にやって来ると言い、
「あなた、最近引っ越したの?前来たときは、この家はなかったよ。
チラシの写真に載ってるようなアイテム、何かお家にありますか?」
と言いながら、ズンズン家の中に入ってくるではありませんか。
夫のいない昼間に、見知らぬおじさんを家に入れるのは・・・と、ちょっとあせったものの、
本物のアンティークディーラーとお話しするチャンスもなかなか無いので、
好奇心から私のシルバーコレクションを鑑定してもらいました。
1860年 純銀製 ベビースプーン
シェフィールド スターリングシルバー(純銀製) シュガー シフタースプーン
1904年 シェフィールド純銀製ブレッドフォーク
それまで、あまり私に期待していなかったような雰囲気だったおじさんは、
このコレクションを見て
’おっ、なんでアジア人がこんなアンティークシルバーを持っているんだ?!’
といったアクションをし、おもむろに虫眼鏡を取り出して刻印を調べ始めました。
気になる鑑定結果は、思ったより良かったものの、
私はイギリスのアンティークを日本の人たちにご紹介することに幸せを感じているので、
おじさんには丁寧にお断りすると、
「今シルバーと金がとても高騰しているので、良い値段で買い取るよ!」
と念を押して、おじさんは帰っていきました。
アンティークディーラーさんに訪問されるなんて、ほんと、イギリスっぽいですよね。
貴重な経験をしました。
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